ウベアインコ PERRUCHE D'OUVEA
面積わずか132平方km。この三日月のように細い細い島に、小型で愛らしいウベアインコは、島の人々に見守られながら、天敵もなく平和に生きていました。しかし、外部からやってきたネズミが繁殖して巣を荒らし、人口の増加による森林伐採、それに追い討ちをかけるようなペットマニアによる持ち出しによって、生息数は激減。現在。ウベアインコはニューカレドニアの厳しい法律によって守られています。また、巣箱の設置等による保護活動も進行中。
カレドニア・カラス
1996年にニュージーランドの生物学者、ハント氏が国際的に有名な生物学雑誌「ネイチャー」に研究論文を発表してから急に有名になったのがカレドニア・カラスです。
さまざまな道具を駆使して、エサを採取するとのこと。日本のカラスと違って、人里にはやってきませんので、野生のものに出会うことはなかなかありません。2000年3月にNHK「生き物地球紀行」で紹介されました。最近も針金で道具を作ることがオックスフォード大学でわかったりと、話題豊富な動物です