グレートバリアリーフに次ぐ世界第２位の広大なサンゴ礁に囲まれたニューカレドニア。
ダイビング・スポットとしてはまだパラオ、モルディブ程の知名度は無く、ニューカレドニアを潜った事のある日本人ダイバーもそれ程多くはないと思われるが、その海の実力は相当なもので世界中のダイバーを魅了するに十分なレベルだ。
１６００ｋｍにも及ぶ巨大リーフに生息する多種多様な魚、変化に富んだ地形、大物遭遇率など世界中のどの有名なスポットと比べても決してひけを取るものではない。あまりにも大きなリーフであるがゆえにスポットの開発もまだ発展途上であったり、離島にはまだダイビング・サービスが少ないと言ったところが今ひとつ海本来の実力と知名度が伴っていない理由のひとつかも知れないが、この要因がクリアされてくれば日本人ダイバーの注目の的になること間違いなし。今後のニューカレドニアには是非注目しておきたい。
ダイビングのベストシーズンは１０～４月頃。１２～２月はマンタ、７～８月にはザトウクジラとの遭遇率は極めて高くなる。